2024年度第1回から、英検の内容が一部リニューアルされます。
大きな特徴は、語句問題が一部削除され(主に文法問題)、作文問題が従来の1問から2問に増えることです。文法問題好きの私個人の意見としては、文法問題、残してほしかったです。
作文の中で、正しい英語がしっかり書けているか判断するということなんでしょうね。
今回は準2級の新作文問題の攻略です。
この問題、何を書かなければいけないか、しっかり理解して、慣れておく必要がありますね。2級以上は英文要約なので(難易度は別として)わかりやすいですが、準2級はちょっとわかりにくいです。
英検ウェブサイトの出題例をもとに解説します。
◆問題の概要
外国人の友人のEメールに返信する、という設定。
◆英作文のポイント
以下の3つのポイントが必要。
①返信メールの冒頭の1文 相手のメールを読んで、「~して、びっくり・嬉しい・お気の毒」などのリアクション。
I’m surprised that you ~~~
I’m happy that
I’m sorry that
②下線部に対する質問2つ
My father bought me a robot pet last week online. (英検出題例より)
質問の例
What can your robot pet do?
How big is your robot pet?
③メール最後の質問に対する答え
Q) Do you think that robot pets will improve in the future? (英検出題例より)
答えの例(自分の意見+理由を1~2文)
About you question, yes. I think robot pets will improve. These days, some companies are creating robot pets with AI.
全体として、Eメールとして自然な流れになるような作文に仕上げます。
解答例1(ポイントがわかりやすいように、①~③の番号を付けてあります)
①I’m happy to hear that you have a robot pet. ②How big is your robot pet? And what can it do? ③About your question, yes. I think robot pets will improve. For example, some companies are developing robot pets with AI. More people will enjoy their lives with robot pets in the future.
解答例2
①I want to visit you to see your robot pet! ②What can your robot pet do? Can it dance or talk? ③About your question, yes. I think robot pets will improve. Because many kinds of electronic machines are improving, such as smartphones and video games. People will be able to have smarter robot pets.
①は、必ず必要かどうかはわからないのですが、Eメールとしては、何かしら1文あった方がいいと思います。
②は、「下線部の特徴を問う具体的な質問を2つ」と書かれています。同じような質問にならないように注意しなければなりませんが、どのような質問がOKなのかは、実際の問題を見てみないとわかりません。解答例では、大きさや出来ることを聞きましたが、重さやどのようにしてコミュニケーション取るのかなど、色々な質問が考えられると思います。日頃から、質問文を作る練習をしておくと良いです。
③About your questionは、必ず使いたいフレーズです。そのあと、自分の意見(質問に対する答え)と、その理由を1~2文で書くと、丁度良い語数になるでしょう。準2級らしいレベルの単語やフレーズをしっかり使いましょう。
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